ダイキンとシャープの空気清浄機の機能と評価を比較、どちらが良いのか
クリアフォースZなど徐加湿対応のダイキンか、プラズマクラスターで有名なシャープか
空気清浄機の二大メーカーを比較しました
各メーカーの空気清浄機の機能の紹介と、また、それらを比べて、目的別でおすすめはこちらと私なりに結論付けてみました。
参考にどうぞ
まずはダイキンとシャープの空気清浄機の特徴を比較
シャープはプラズマクラスターが有名です。
プラズマクラスターとは簡単に言うと、イオンの力を使って、空気を清浄する機能です。
カビやウイルス、アレル物質を除菌したり作用を抑えたりすることができます。
また除電効果もあり、静電気を抑えることもできます。においを分解する消臭効果もあります。
つまり空気清浄機としてプラズマクラスターを使うとより効果を発揮できる機能という事です。
ダイキンは、プラズマクラスターという名前ではありませんが、アクティブプラズマイオンという、外に向けてイオンを出す機能があります。
もう一つダイキンの空気清浄機は、本体の中の吸い込んで分解・抑制するストリーマ技術で空気清浄効果を上げています。
カビや花粉やダニなどアレル物質やウイルスなどを空気中とストリーマで分解、除去する機能です
ダイキンだけの機能なので、その分だけシャープより優れているといっても良いと思います。
両方とも名前が違うだけで、イオンをうまく使って、普通に空気を吸い込んでフィルターを通して臭いや、汚れ、アレル物質をただ捕まえるより効果を出しています。
イオンの数が違うダイキンとシャープの空気清浄機
シャープ製もダイキン製のどちらの空気清浄機もイオンを空気清浄に役立てていますが、単純な違いとしては数の違いがあります。
ダイキンのアクティブプラズマイオンは、1?に約25,000個のイオンを出すのに対して、シャープのプラズマクラスターのNEXTは1?に約50,000個のイオンを放出します。
プラズマクラスターは製品によって取り付けられている物が違います。
- 一番イオンを放出する物がプラズマクラスターNEXTで1?に50,000個
- 二番目がプラズマクラスター25000で1?に25,000個
- 三番目がプラズマクラスター7000で1?に7,000個
とそれぞれイオンを放出します。
シャープの中でも俗にいう一番いいやつにこのプラズマクラスターNEXTは使われています。普通のは25000です。
なのでシャープの空気清浄機のなかでも一番いいタイプの物を使っている時は、ダイキンよりも25,000個イオンが多いと覚えておいてください。
イオンの数ではシャープの空気清浄機の方が多い物もあるがダイキンはそれとは別にストリーマという物があり、分解・抑制する機能がある
ダイキンとシャープの、8畳の部屋の空気清浄のスピードで比較
シャープとダイキンの公式サイトを調べて、八畳の部屋を空気清浄するのにどのくらいの時間がかかるのかが記載されていました。
それぞれを一見して比較してわかるようにここでまとめました。
シャープ
KI-LS50が12分
KI-LS70が9分
ダイキン
MCK55Wが11分
MCK70Wが9分
大体同じ時間で空気清浄されていることがわかります。対応面積が大きいほど、空気清浄の機能は高いです。
空気清浄にかかる時間は、比較しても大差がないようです。
ダイキンとシャープの空気清浄機のフィルター機能の差を比較
他にシャープとダイキンの空気清浄機を比較して差がある所があります。
フィルターの機能です。
シャープのフィルター機能は静電HEPAフィルターを使っています。
この機能は、HEPAフィルターにプラスして、静電気を帯びたフィルター繊維のしっかりと吸着させるので普通のHEPAフィルターよりも高機能です。
また一部のシャープ製はフィルター自動清掃機能が付いていて勝手にホコリが溜まるプレフィルターを清掃してくれます。
ダイキンのフィルター機能は、TAFUフィルターというのを使っています。
この機能はHEPAフィルターと同じく、0.3μmの微小な粒子を99.97%除去するフィルターで、それに加えて撥水・撥油効果が高い素材を使っているので、その分静電力が落ちにくく作られています。
つまり静電力が落ちにくい分、ダイキンのTAFUフィルターの方が、静電HEPAフィルターよりも優れた機能という事です。
ただしすべてのダイキンの空気清浄機に付いているわけではなくて、ダイキンの中でもグレードの高い物にだけ付いていて、それ以外の普通のダイキンの空気清浄機のフィルターには、静電HEPAフィルターが搭載されています。
次は実際に購入して使ってみた方のレビューつまり感想を見比べてみましょう。
ダイキンとシャープの空気清浄機の値段を比較、コスパが良いのはどっち
私が調べた時の各空気清浄機別の価格は
シャープの空気清浄機の
- KI-JP100加湿空気清浄機がプラズマクラスター適用面積〜23畳、空気清浄機適用面積〜40畳で約86,000円くらい
- KI-JX75、加湿空気清浄機、プラズマクラスター適用面積21畳まで、空気清浄適応面積が34畳まで、約42,000円くらい
KI-JS70、加湿空気清浄機、プラズマクラスター適用面積16畳まで、空気清浄対応面積が31畳まで、約34,000円くらい
でした。
加湿機能のない
- FU-J50がプラズマクラスター適用面積〜14畳、空気清浄機適用面積〜23畳で約17,000円くらい
- FU-J30がプラズマクラスター適用面積〜10畳、空気清浄機適用面積〜13畳で約13,000円くらい
でした。
ダイキンの空気清浄機の
- MCK70Wが対応面積31畳で約51,000円くらい、
- MCK55Tが対応面積25畳で約48,000円くらい
でした
値段を見てわかる事は、適用面積が狭いほど、値段が安い、また加湿機能が無い方が値段が安いという事です。
シャープの方は、適用面積はダイキンに比べると狭いです。
なので、ダイキンよりシャープの空気清浄機の方が安いのだと思います。
値段で選ぶのなら、一人部屋用にシャープ、リビング、家族用にダイキンと適用面積別に分ければ良いという考えもあります。
比較してわかったシャープとダイキンの空気清浄機の違いはこの5つ
ここまで比較してきたことを最後にまとめました。
ストリーマでダイキンはアレル物質やウイルスを抑制するための手段として、イオンを放出するだけでなく、吸い込んだ空気に含まれるアレル物質やウイルスを分解・抑制する機能がある
ダイキンは、静電HEPAフィルターよりレベルが高いTAFUフィルターをを使っている空気清浄機がある
清掃面でシャープはフィルターを自動清掃する機能がある空気清浄機があるので、清掃する手間がかからない
価格 シャープは10畳とかの対応面積用の空気清浄機もあるため、安めの一万円台の価格の物がある。コスパ良い
対応面積の種類が、10畳からと豊富で色々な広さに対応している
品質を追求すればダイキン、使いやすさやコスパを重視すればシャープ
これ他のポイントを見ると、空気清浄の能力はストリーマやTAFUフィルターを使っているダイキンの方が一歩リードしていると私は思います。
一方シャープの方は最新のものだと、自動でフィルター清掃してくれるという最高の使いやすさの機能が備わっています。
また10畳からの対応面積の空気清浄機があるので、取り付けたい部屋の面積に合った物を選ぶことができるのは、無駄がなくて良いと思います。