ハンディクリーナーと布団クリーナーは吸い取る機能は一緒、違いはどこ?
どちらも掃除機を当ててゴミを吸い取る掃除機ですが、布団クリーナーとハンディクリーナーはどのような違いがあるのでしょうか?
機能の差、実際の掃除機を調べて比較してわかりやすくまとめました。
布団クリーナーのハンディと違うところはここ
布団クリーナーとハンディクリーナーの違うところとして挙げられるのは、ダニに対する機能がついているかという所があります。
布団クリーナーの場合、布団のダニを確実に吸い取るために、叩き機能というのがついている場合があります。
叩き機能というのは、振動して布団を連続でたたくことによって、叩いたポイントにいるダニを浮かせる効果があるといわれています。
ダニを浮かせれば、それだけすんなりと掃除機に吸い込まれるダニの数が増えるからです。生きているダニは布団にしがみつき吸い込まれるのを防ぐことがあるからです。
他にもUV照射機能がある場合があります。
この機能は、ダニにダメージを与えるといわれているUVをランプなどであててダニを弱らせることによって、すんなりと掃除機に吸い込まれることを助ける効果があるといわれています。
叩きとUV、この二つに共通していることは、ターゲットのダニを少しでも吸い取りやすくするための補助です。
ハンディクリーナーは、ただハンディ型で吸い込むものもありますが、ゴミを確実にとるために吸引力とあとブラシの機能が優れている物があります。
ナイロン製やカーボンファイバー製のブラシで効率的にゴミをくっつけたり、かきこむことで普通に吸い込むだけよりも、はるかに多くのゴミを吸い込むことができます。
ゴミの種類によっては、吸い込むだけでは取りにくい物もあるからです。
優れたブラシを使うことによって、量だけでなく、種類も多くゴミを取ることができます。
どんなタイプがあるのか、組み合わせが違う
販売している布団クリーナーとハンディクリーナーはみんな同じ機能ではありません。
いろいろなタイプがあります。
ハンディの場合スティックがついていて、両方のつかいかたができるものがあったり、布団クリーナーの機能をハンディ両方いける掃除機もあります。
目的を達成できればそれでいいのなら、専用の掃除機を使えばいいのですが、欲を言えば一つの掃除機ですべての機能があればいいですよね。
実際に販売されている掃除機の機能を見て比べてみましょう。
実際にある掃除機で調べてみる
布団クリーナーで有名なのはレイコップです。
一昔前には結構なブームになりました。今でも機能を進化させて販売されています。
その機能は、UVランプによる殺菌とダニを弱らせる効果
毎分3,600回の叩きによる振動で、ダニやその死骸やハウスダストを浮かせる効果
この二つに加えて最新のレイコップRPはドライエアブローといって、布団内部の水分を取り除きダニが住みにくい環境にします。
他には吸引力で有名な掃除機ダイソンもハンディタイプと布団クリーナーを販売しています。ダイソンの布団クリーナーはちょっと違います。
それは特にたたき機能やUV機能がついていないところです。
なぜでしょうか?
ダイソンの吸引力は圧倒的に強いので、UVランプや叩きはあまり効果的でなく、必要なく、パワーのある吸引力こそが大事という考えのようです。
ダイソンの布団クリーナーのV6モーターズは、高い吸引力に加えて、付属のヘッドの部分に取り付ける、ミニモーターヘッドはさらに吸引力を高め、ナイロンヘッドでハウスダストをかき取るように作られています。
価格がリーズナブルでコスパがいいことで有名なアイリスオーヤマも布団クリーナーがあります。
アイリスオーヤマの布団クリーナーの機能には、布団が掃除をしてちゃんと綺麗になったかを見極めるための、ダニチリセンサーというものがあります。
センサーの判定を元に掃除がうまくいっているのかがわかるので、掃除残しを防ぐことができます。
たたき機能とUVランプもついています。
とくに叩き機能は、1分間に約6,000回も振動します。これはレイコップ以上の振動回数です。
ハンディで一番有名なのは、吸引力で有名なダイソンです。
先ほど布団クリーナーのところで説明した、V6モーターズもハンディとして使っても問題ありません。
他にもコードレスのスティックとハンディタイプになる、ダイソンV8コードレスシリーズがあります。
アイリスオーヤマにはハンディだけの物はありませんが、スティックタイプがダイソンと同様にハンディにもなる物があります。
他のメーカーも大体スティックはハンディにもなれるものが多いです。
まとめ
布団クリーナーを選ぶ方は、布団のダニなどのハウスダスト対策専用に使い方に、ハンディクリーナーを選ぶ方は、スティックとしても使えて部屋全体の掃除に使いたい方にお勧めです。