歴代ルンバの機能の違いを比較して理解できます
ロボット掃除機の代名詞といっても良いルンバですが、発売以降、年代が立って、色々なルンバがでました。
ここでは歴代のルンバを比較して、どのような機能が進歩していったのか、どこが違うのかを理解できるようになっています。
ルンバ購入の前にこれを読んで、参考にしていただけたらと思います。
ルンバ600シリーズの清掃機能
ルンバのスタンダードでコスパは良い
人工知能で調査したり、判断したり、動いたりするのは、ルンバのシリーズすべてに共通するところなので省きます。
シリーズごとに比較した大きな差は掃除のやり方の差です。
ルンバ600シリーズの特徴は、3段階クリーニングシステムという掃除方式を取っている所です。
2つのブラシでゴミを取り込んで吸い込むシステムです。
- 2つのブラシの1つの、エッジクリーニングブラシで本体の側面側のゴミを前にかきだします。
- もう一つのブラシのデュアルパワーブラシが本体の下に付いていて、カーペットやフローリングのゴミをほとんどかき込んでしまいます。
- 最後に、密着ワイパー型吸引口という1ミリ幅の吸引口を床に密着させて、小さいホコリやダニの死骸レベルのミクロのゴミも吸い取ります。
さらに取り逃しがあったとしてもセンサーでゴミがある事を感知して、吸い取るまで何度も掃除をしてくれるので、最終的にはゴミがちゃんとなくなってくれます。
他の機能としては、
- 自動で充電場所に戻り充電する、充電手間入らずの機能
- 段差約2センチまでなら乗り越えてくれる機能
- 落下しそうな大きな段差を感知して回避する機能
などがあげられます。
また付属品として付いてくる、バーチャルウォールを使うことによって、掃除をしてもらいたい範囲を決めることができます。
余計な所に行ってほしくないとか、この辺だけを集中的にやっていてほしいなどの目的がある方に最適な機能です。
ルンバ700シリーズの清掃機能
より確実にゴミを吸い取り、排気フィルターもセンサーも進化
ルンバの700シリーズの掃除機能はゴミを吸引するところと、センサーとフィルターがより進化しました。
デュアルブラシでかきだしたゴミをそのままエアロバキュで吸引する
600シリーズの3段階クリーンシステムが新しくなっています。
600シリーズでは、デュアルブラシでゴミをかきだし、その後ろについているワイパー型の吸引口で吸い取っていました。
この700シリーズでは、デュアルブラシでかきだしたゴミを、そのままエアロバキュという吸引口から吸い取ります。
かきだしただけで終わらずに、かきだされて吸い込みやすい状態のゴミをそのまま吸い込んでしまうという事です。
これによって、吸い込み漏れが少なくなります。
ヒカリセンサーが増えて、2つのゴミセンサーで逃さず感知
600シリーズで使っていたセンサーに加えて、新しくヒカリをあてて感知するヒカリセンサーが追加されました。
質の違うセンサーでゴミをダブルチェックするため、今まで以上に小さなゴミを見逃さないように進化しました。
0.3μmのゴミも逃さないダストカットフィルターで排気が綺麗に
新しくダストカットフィルターというフィルターが取り付けられました。
これによって0.3μmのゴミも閉じ込めるため、せっかく吸い込んだ小さいゴミを排気によってまた出したりすることが無くなっています。
花粉やダニなどもしっかり吸い込んで、密閉できますね。
ルンバ800シリーズの清掃機能
吸引力がアップし、清掃能力が1.5倍に、またバッテリーの寿命が3年も伸びた
ルンバ800シリーズは歴代のルンバの中でも吸引力が全然違います。
エアロフォースクリーンシステムで吸引力が5倍になった
今までのシリーズで使われていたブラシによるかきだしをやめて、新しくゴミをかき寄せるローラーを使っています。
ハイパワーモーターユニットが内蔵されていて、そのモーターのちからで、吸引力が5倍に向上。
さらに吸引した内部に真空を発生させてそれによって、吸引の空気の流れを良くしてさらに吸引力を上げています。
バッテリーの寿命が3年も延び、より長く使えるように
バッテリーの寿命がいままでのルンバは、3年でしたがこのルンバ800シリーズから倍の6年もつバッテリーに変わりました。
バッテリーは、寿命が尽きてきたら交換すればいいのですが、お金も手間もかかるので、これだけ寿命が延びてくれると助かりますね。
歴代ルンバ600、700、800、シリーズの値段を比較
- ルンバ600シリーズは38,000円ほど
- ルンバ700シリーズは41,000円くらい
- 最新のルンバ800シリーズで50,000円くらいでした。
一番安いのは当然一番古い600シリーズですが、
700シリーズと値段が変わらないので、買うのならルンバ700シリーズがおすすめです。
800シリーズですが50,000円くらいで、700シリーズと比べると一万円ほど高いです。
ですが
800シリーズの目玉の吸引力が五倍で、バッテリーの寿命が6年と2倍になっている所を考慮に入れると、
1万円高くてもそれ以上の見返りはあると思います。