ロボットクリーナーで優れているのは、ルンバかダイソンか?
ロボット掃除機でも有名で優れた機能を持つルンバとダイソンの二大メーカーの最新製品を中心に比較
どちらがどう優れているのかを調べました。
ルンバとダイソン両方が持つ同じ機能はこれ
調べる製品は、最新のルンバ980とダイソン360eyeです。
まずは違いがあるポイントではなく、両方に共通している機能を調べました。共通している機能を知ったうえで違いを探りましょう。
充電機能と自動再開機能
どちらも運転中のロボットクリーナーの電池が切れそうになったら自動で充電スポットに戻り充電、そして掃除を再開する機能を備えています。
自動充電機能は、他のロボットクリーナーも備えている物がありますが、自動再開はあまり見かけません。ルンバとダイソンの最新はどちらも備えています。
例えば家を出るときに開始のスイッチを押しても掃除の途中で終了していて、家に帰ったらもう一回とやる必要がないので、めんどくさくなくとっても楽です。
センサーに画像とという高度なセンサーを使っている
障害物を検知して回避したり、効率よく移動、掃除残しを防ぐためにも優れたセンサー機能が必要です。ルンバもダイソンも両方とも障害物をセンサーによって検知して回避することができます。
ダイソンeyeの場合は、上の面にレンズがついていて、そのレンズから360℃見渡し部屋内の状態を把握します。
ルンバ980は、本体のカメラと本体の背面にあるフロアトラッキングセンサーというセンサーと、そのほかのいくつかのセンサーで部屋全体を把握します。360℃見渡せるとは記載はありませんでしたが、部屋全体を把握するために多くのセンサーとカメラで把握しているので、充分な部屋の情報を収集できてると思います。
掃除をするうえで必要な、物の位置の把握、ゴミの把握がセンサーによってできればできるほど、ロボット掃除機は掃除の計画をしっかりと立てながら、動くことだできます。他のロボットクリーナーより、効率的に動くことと、掃除残しがないことが優れたセンサーの機能を見ればわかります。
最新製品は価格がルンバもダイソンもほぼ同じ
公式ショップの価格は、ルンバ980が125,000円、ダイソン360eyeは149,000円程となっています。
ネットショップの価格は、どちらもほぼ同じくらいで108,000円程でした。
どちらも似たような価格であらば、安いからこっちにしようという事はありません。機能の差をしっかりと把握して、自分にとって必要な機能があるまたは優れている方を選択しましょう。
運転時間の違い
動いていられる運転時間は、ダイソン360eyeが40分に対して、ルンバ980は、120分と3倍も運転時間が長かったです。
3倍は相当な差ですね。ただ部屋の大きさがそんなに広くなければ120分もいらないです。外出中に任せていても部屋の出入り口に段差があれば、部屋から出ることはできないので、ある一部分の部屋しか掃除させることはできません。つまり120分もいらないという事です。
家にいるときにロボット掃除機にお願いする場合は、運転時間が長いほうがいいです。充電できるし、自動で再開もしてもらえますが、家の中すべてを任せるとなるとダイソンの40分ではさすがに1、2回は充電すると思います。
どのくらいの広さの家なのか、どのくらいの掃除を目的にしているのかで必要な運転時間は変わるという事です。
まあただ、長いに越したことはないです。
保証期間の違い
両方のメーカー保証を調べてみるとルンバ980の方は、メーカー保証が1年で、ダイソン360eyeのほうが、メーカー保証2年とダイソンのほうが1年長かったです。
価格が10万円を超える高価なものなので、保証期間はなるべく長いほうがいいですよね。
10万円もして購入したのに1年で壊れてまた新しい物を購入する羽目にはなりたくないですから、なるべく保証期間が長い物があると安心できます。
静音機能で一緒にいるときうるさくないダイソン
ダイソンの方は静音機能もついているので、少し静かな掃除環境が期待できます。自分が部屋にいない時に自動で掃除することもできますが、
吸引力とゴミのかき取る力はどちらがすごいのだろうか?
吸引力ですが実際にどのくらいの吸引力があるのでしょうか?
調べてみると、ダイソン360eyeは、他のロボット掃除機の4倍の吸引力があると公式サイトでも言っています。
ただこの他のロボット掃除機といっても、それぞれメーカー別に、バージョン別に吸引力が違い、他はすべて一定の吸引力ではないため4倍がどのくらいなのかはわかりません。
ダイソンの吸引力
ダイソンの吸引力はすごいという事は十分伝わってきます。どのくらいすごいのかもう少し調べてみると、まずコードレスにも使っているデジタルモーターを使っています。コードレスの場合デジタルモーターV8を使っていますが、ダイソン360eyeの場合はデジタルモーターV2です。ちょっとV8よりは回転数が少ないですが、このV2は1分間に78,000回転もする十分すぎるほどのモーターなんです。
また他にラジアルルートサイクロンというテクノロジーを使っていて、8個のサイクロンが微細な粒子ほどのチリも分離してとらえることができます。
吸い込むところには、ブラシのバーがついています。このブラシが実は、ダイソンのコードレスでも使われているブラシで、カーボンファイバーとナイロンの二つのブラシをうまく一つにしたもので、、フローリングなどにある微細なゴミも、カーペットの中にいるゴミもかき取ることができます。
つまりダイソンの掃除機を、そのままロボット掃除機にしたような物って事みたいです。吸引力がすごいだけでなく、サイクロンのテクノロジーやブラシの高機能な所も魅力です。
ルンバの吸引力
ルンバ980の場合は、ハイパワーモーターユニットG3がすごい吸引力を生み出していて、ルンバ700シリーズの10倍の吸引力だそうです。
真空エアフロー構造で、真空状態を作り出して空気の流れを加速させ吸引力を上げます。微細なゴミやちりも残さずに吸い込めるようになっています。
吸い込む部分にはエアアロフォースエクストラクターが付けられていて、剛性と弾性の性質のローラーが床面との間に密閉空間を保ちながらゴミをかき寄せます。
吸引力といえばダイソンの掃除機がすごいというイメージがありますが、これを見るとルンバもすごいゴミを取ることに工夫がされていることがわかります。
ルンバ700台の10倍とか真空をつくるとかとにかくすごそうですね。
自動で掃除をしてくれるロボットクリーナーで、これだけの吸引力とゴミのかき取り能力があればダイソン360eyeでもルンバ980でも。どちらでも充分な仕事をしてくれるのではないでしょうか。
まとめ、ポイントは運転時間と保証期間
大きな違いといえば、
- 運転時間がルンバ120分に対して、ダイソンが40分と80分の差があるという事が一つ
- もう一つは、保証期間がダイソンが2年でルンバが1年と1年の差があるという事です。
運転時間の差は、あなたの家の部屋数や広さがどのくらいかで嬉しさに違いが出てくると思います。
ダイソンの40分でも掃除が終わるのなら、40分で充分です。途中で充電するから別に運転時間は気にしないという方も時間を綱領に入れる必要はありません。
部屋がとても広かったり、最低でも掃除したい部屋数が多かったりという目標を持っている方には、120分の運転時間のルンバ980のほうが良いと思います。
保証期間は長いほうが良いです。1年より2年のほうが絶対に良いです。ましてルンバやダイソンのロボットクリーナーは10万円を超えるので保証があっても1、2年で壊れたら嫌です。
だからこそなるべく長い保証期間がついてくる方が良いですよね。
というわけで、部屋が広かったり、毎日掃除をする目標の部屋が多かったりして、掃除に時間がかかるという方には、ルンバ980がお勧めです。
時間は気にしてないという方には、保証期間が1年長い2年のダイソン360eyeがお勧めです。